コラム

継 / After story

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大阪万博/JAPANマルシェ停留所(プロジェクトの概要)3/3

2025年開催の大阪・関西万博。 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界が未来を描く舞台です。 その会場内を走るバスの拠点「EXPO 2025 大阪・関西万博JAPANマルシェ停留所」。 木の格子と映像が交わる造形、木材を用いることで、”伐って、使って、植えて、育てる” を繰り返す森林のサイクルをイメージ、「持続可能な未来社会」を表現しています。そんな特徴的なバス停の製造を担った三好さんにお話しを伺いました。

【継】完成の瞬間、未来へつなげる

─クライアント様や施工関係者様からの反応で印象に残っていることはありますか?

施主の関西電力さんが完成品をご覧になったときに、「すごくいいですね」「イメージ通りです」と褒めてくださり、本当に嬉しかったです。「アーティストリーさんがいなければ実現できなかった」と言っていただき、元請けの大和ハウスさんとコトブキさんからも「詳細設計や木に関するアドバイスが助かった」と。こうした言葉は、単なる仕事の評価を超え、チーム全体の自信につながりました。

──建築や都市空間の一部として見たとき、家具屋としてどんな手ごたえを感じましたか?

正直、「何でも作れるんだな」という手応えがありました。3D技術や職人の技術、5軸加工機の知識といったバックグラウンドがあったからこそ実現できたと思います。家具屋として都市空間に関わる中で、自分たちの技術がどこまで通用するか試される良い機会でした。

──アーティストリーにどんな影響がありましたか?

新規の相談が増え、社内的には対応力も向上していると思います。現場施工や3D設計の経験、5軸加工の協力業者様への依頼など、幅広く経験できました

若手職人が率先して動き、ベテランとのタッグも良好。チーム全体の力が底上げされました。

──設計や製作の考え方にどんな変化がありましたか?

仮組みや現場組み立てなど、工程ごとに節目があることを実感しました。一度仮組みしてバラし、再度組み立てる。この中で必要な図面や治具を考えることが学びになり、工程全体を俯瞰する力が身につきました。

──今後、アーティストリーとしてどんなプロジェクトに関わりたいですか?

自分たちの作ったものがシンボルになり、見て面白く、居心地がいい空間を作りたいです。刺激的なものを提供していきたいと思います。木だけでなく、鉄骨や他業種の方々との協力も学びになりました。

──最後に、このプロジェクトを通して伝えたいメッセージは?

木で複雑な形状が作れることはまだ知られていません。多くの人が挑戦していない分野ですが、私たちがサポートします。ワクワクするもの、驚くものを作りたい設計士さんには、気軽に相談していただきたいです。

 

――万博という大舞台での挑戦は、アーティストリーに新たな可能性をもたらしました。家具の枠を超え、都市空間に木の温もりと職人技術を届ける挑戦はこれからも続きます。

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