継 / After story
4分で読める


佐野:デザインしたものが実際に現場で取り付けられていく様子を見ていたんですけど、人通りも多い場所だったので、「何これ、すごい!!」と、まったく関係ない一般の方が言ってくれているのを耳にしたりして。それがすごく嬉しかったです。
佐野:特注家具屋という分野ですが、最近は現場施工まで行うことが増えてきました。だからこそ聞けた声でしたね
三好:写真映えする素晴らしいオブジェになった、と大変満足していただきました。実際にお客様が記念撮影をされているそうで、目を引くフォトスポットになっているようです。「ぜひ次のホテルもお願いしたい」という嬉しいお言葉もいただきました。


佐野:僕たちは植栽屋さんではないので、実際に入った様子はパースではイメージしていましたが、思っていたより数倍きれいでした。植栽も一本一本、形が違うので、その場でそういう特性を見ながらどんどん活け込みをやっていく姿が、すごくかっこいいなと思いました。


佐野:春は桜、夏は緑が入っていました。秋や冬がどうなるかはまだ聞いていないんですけど、もみじとかでしょうか。楽しみですね。
Pitさん:CGかと思うぐらい綺麗だったよね。
佐野:5%くらいですかね。
佐野:案外、街に馴染んでいるとあまり気にしないというか。いい意味での5%なんじゃないかなと思っていて。ホテルの元々あった内装とも近い意匠なので、急にこれが置かれてもそんなに違和感がないというか。通りかかった人は「これ、いつの間にあったんだろう」くらいのテンション感だと思うんです。

佐野:親しまれる存在になればとは願っていますけど、どれくらいの人が気づいてくれているかは分からないですね。外側からも見えるところにあるので、通りかかったら見てくれると嬉しいです。
佐野:待ち合わせ場所とかに使われたらうれしいですね。「あの木の前集合」とか。ハチ公とかそういった類のその土地のシンボルになって欲しいです。
写真を撮られるフォトスポットでありながら、「いつの間にあったんだろう」と受け止められる。その両方が成立していることこそ、ソラノキがこの場所に根を張れた証なのかもしれません。次章の『働』では、このオブジェを手がけたのが入社1年目のデザイナーだった、という話に戻ります。